親をはじめ、学校の先生、友人などに「本を読みなさい」と子供の頃から言われきた。
ずーーーーーーーっと納得がいかなかった。
本は色んなことを学べるし、言葉を知ることも出来るし、考える力もつく。
でも「本を読め」ははたして正しいものだろうかと。
何が気になるかって「を」の部分である。
わたしにとっては「本だけが良い」にしか聞こえない。
「も」ではいけないのだろうか。
・本を読むこと「も」必要
・新聞を読むこと「も」必要
・インターネットを見ること「も」必要
・テレビを見ること「も」必要
・ゲームや映画、音楽、ミュージカルなど見たり聴いたりすること「も」必要
・スポーツをすること「も」必要
・人と会って話したり聞いたりすること「も」必要
・実際に現場に行って自分の目で見て触れて、感じること「も」必要
...etc
基本的に、情報を整理する能力や考える力、人として問題なければよくて、
どの手段をとっても同じ能力が身に付けば良いのではないか。
こんなこと当たり前なのだが、すべてを凝縮して「本を読め」になるらしい。
この世のすべてが「本を読む」だけで解決するならば、そりゃ読みますよ。
もちろんテレビやインターネットがない時代のときは、新聞や本が情報を集めたり考えたりする手段として大きく機能していたことは否定はしないし間違っていたとは思わない。
だからといって過去の手段だけが正しいとも思わない。
今は、インターネットを情報収集の手段としての役割が大きくなってはいるが、
インターネットではない情報収集の手段が出てくれば、それは手段としてまた利用すればいい。
だから本「も」読めが正しくないですか。
以上屁理屈でした。