インプレスからモバイルユーザビリティ・デザイン
出ており、読みました。

携帯サイトをこれから作るひと向けです。
最初に読むには結構良いかもしれません。
今回の著者も携帯サイト制作&携帯システム開発の老舗「ゆめみ」が書いてます。
サイトに行くとあきらかに数年リニューアルしていないサイトが出てきます。制作会社に多いんだけど、クライアントのサイトは作るが、自分達のサイトは作らない。っていうパターン。しかもクライアントには定期的に更新してくださいね。みたいなことを言う。笑える。
何でしょう、インプレスと組むと良くないのでしょうか。
きちんとした情報が書かれていない。言い方を変えれば嘘を付いている。
疑う箇所が何箇所もありました。特にモバイルSEOの章。
例えば、検索エンジンのクローラーが来るように各エンジンが提供しているツールのところで、Yahoo!のサイトエクスプローラーが携帯非対応って書いてあるが、日本版は対応していなだけで、英語版は対応している。のに書いていない。
ディレクトリ登録サービスで、エフルートが無料審査を行っているが、有料審査も行っている。のに有料審査のことは書いていない。
動的ページを静的ページに変換する必要があるみたいなことが書いてあったが、今は動的ページでも問題なくなってきているが、いつの時点の話をしているのか。
どうしたものか。
携帯サイトの構築もCHTMLとXHTML混ぜて書いてある。ぐっちゃぐちゃ。
何で?
例で紹介されているソースはめちゃくちゃ、XHTML表記だったり、CHTML表記だったり。
docomoのXHTMLの場合、文字の多きさを変えるfontタグは使えない。って書いているのにも関わらず、例のソースにはfontタグを使っている。CHTML表記なのかと思ったら、改行のbrタグにXHTML表記の閉じタグになっている。わけわからん。
担当者がわかっていないのか、それともわざとやっているのか。
真面目にやってくださいよ。と言いたい。
詳細の話を抜きにすれば、参考にはなるかな。内容は薄く値段は高いので微妙。