イタリアのシンフォニックメタル/メロディックスピードメタルバンド「Rhapsody Of Fire」の通算8枚目のアルバム「Frozen Tears Of Angels」が2010年4月28日に発売されました。
シンフォニックメタルというジャンルを造ったバンド。
ギターにクラシック要素を入れたYngwie Malmsteen、クラシック要素をサブ効果としていたAngraやStratovarius。どれも全面的にクラシックを入れていたわけではなかった。オーケストラを全面的に利用しバンドそのものがクラシック要素を入れているバンドをずーーーっと探してました。
1997年に著作権及び商標変更問題前の「Rhapsody」名義の1stアルバム「Legendary Tales」を発売。聞いた瞬間これだと思いました。これを待っていたのだ。という感じでした。
スピードメタルにオーケストラを全面的に利用し、ゲーム「ドラゴンクエスト」のようなストーリー展開。以降クサメタルという言葉も生まれた。
彼らの登場によりオーケストラはメタルに合う。ということで導入が活発化したように感じる。
そんな中、もはやベテランの領域に入ってしまった彼らが、通算8枚目、4年ぶりのアルバムを発売。6thから始まった「The Dark Secret」シリーズの第三章(1st~5thまではThe Emerald Sword Sagaシリーズ)。冒頭から相変わらずの出だし、前半から後半にかけて盛り上げていくアルバム構成はさすが。クラシック音楽となんら変わらない。動と静の組み合わせがとても気持ちい。
安定感はずば抜けていますが、新しさがないため飽きが早いかも。
Reign of Terrorは非常に好きですね。